なぜなら、この膜や靭帯の間を、血管・リンパなどの栄養・排泄の管が通っているからです。

硬くなって流れが滞ると状態が悪くなり、柔らかくなって流れがスムーズになると臓器がうまく機能しやすくなると考えることができます。

一例を挙げると、以下の図に胃袋の後ろ(十二指腸の入口)から肝臓に向かう赤青緑の3本の管を包む膜があります。

これは肝十二指腸間膜と言って、ここには総肝動脈・門脈・総胆管と非常に重要な管が3本入っており、施術箇所としても頻出する場所です。

腸間膜という膜です。ここには小腸(空腸・回腸)を出入りする血管が通っています。

これはお腹を輪切りにした図で、上から骨盤内を見る視点です。

図の下部から直腸・子宮頚部・膀胱と臓器が三つ並んでいます。

この直腸を支える靭帯は、仙骨に繋がっていて、仙骨の緊張とも相互的に関係しています。

ここも非常に重要なポイントで、施術において比較的頻出箇所です。


主に胃や腸が対象になります。

問題がある場合(硬くなっている場合)は、オステオパシーの膜触診の技術で捉えることができます。


例えば、胃や肝臓へ分かれる腹腔動脈と呼ばれる場所などは、施術箇所として出てくることが多いです。

力任せに押したり引いたりといった、臓器や血管を傷つける可能性がある手技は使いません。

「胃腸の問題」に関する施術例を確認したい方は、以下をご覧ください。


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